土曜日に丸子地域でウォークラリーを行いました!
こどもプラス上田教室のモットーの中に「歩け歩け」というものがあります。
ここ最近のウォークラリーは望月少年自然の家でした。
その前は聖高原の散策ウォークラリーでした。
その前は上田街中ウォークラリーを行いました。
お正月には初詣として白鳥神社まで歩いて出かけています。
身体の暑さへの「順化」もねらっています
季節を楽しむことはもちろん、最近の狙いの中にはこれから来る暑さに体を
「順応」させる目的もあります。
軽い負荷をかけることで汗をかき、その後汗をかきやすい身体へとなっていきます。
汗をかける体になっていると身体に熱がこもってしまう事がなくなります。もちろん汗のもととなる水分摂取も大切です。
教室に通ってくるおさんたちの多くは身体を複雑に動かすことが苦手なタイプのお子さんが多くいらっしゃいます。協調性運動障害とかDCDといった診断がつく方もいらっしゃいます。
また幼少期に虚弱で汗腺をあまり発達させることなく成長された方もいらっしゃいます。
こどもプラス上田教室では、暑い季節にはクーラーなども利用しますが、身体機能そのものを徐々に整えていくことにも気を配っています。
身体を動かすことがもともと苦手なため、「苦手意識」が身についてしまい、更に身体を動かすことがなくなってしまいやすいのです。
中学生のA君も先日は熱中症っぽくなってしまい利用がお休みとなったばかりです。
翌日のウォークラリーとなりましたが A君は自分でも水分補給に気を配り、1日で水筒とペットボトル1本を飲み干しました。
ウォークラリーの途中で休憩時にリュックを降ろすと背中に汗をかいていました。
地図とチェックポイント表を持って2~3人のグループで出発
右回りのルートと左周りのルートに分かれて出発しました。
地図を実際の道路や川の向きに回し「今どこにいるのか」を丹念に見て歩きました。
初めこそ地図の見方を職員が教えていましたが
後半はお子さんが自分で地図を回して見ることができるようになっていました。
また,道順に沿って地域の主だった会社や学校、お店、公共施設(総合体育施設、役場、消防署、福祉ステーション)橋、スーパー、地域の有名なおいしいものを売っているお店などをチエックしながら歩きました。
グループを少人数にしたことで一人一人がよく考えて行動することができました。
移動の車内では趣味の話に花が咲いていたB君も地図を見る事とチエックポイントを
探すことに夢中でいつの間にかおしゃべりも止まっていました。
中間地点のスーパーでおやつを購入するので真剣でした。
休憩地点で現金でおやつの購入体験をすると、色々なお金の学習ができました
中間地点のDELiCiA上丸子店さんで160円以内でおやつの購入をしました。
店内が涼しくて火照った身体にとても心地よく感じました。
「今日は暑いからきっとアイスを買うんだろうな」ぐらいに予想していたのですが、
お子さんたちの知恵は凄いですね。
「160円をめいっぱい使いきるにはどうしたらよいか」ということに四苦八苦し、
アイスクリーム・駄菓子のせんべい・駄菓子のミニガムなど数種類を購入したお子さんが数名いました。
「自分の好きなものを思いっきり食べたい」という目的でお金は使い切らないけれど
好きなお菓子を大きな袋で買うことができ満足なお子さんも数名いました。
「好きなお菓子をよりお得に買う」事に気持ちを向けている年上のお子さんが数名いました。
一度購入しようと手に取ったカフェオレを棚に戻し賞味期限が近い為赤札が
貼られて安くなっている商品と交換していたのです!
ここまでくるともはや主婦の感覚!
お金の支払い方法を見ているとこれまた様々でした。
「お財布に入っているお金全額をトレーに出す人」
「お釣りをもらうように少し多めの金額を出す人」
「お釣りが出しやすいように端数の1円を付けたして出す人」(これは日本人しかやらないそうです)様々でした。
お子さん達の買い物上手にびっくりさせられました。
こんなウォークラリーならまたやってもいいな!
朝移動の車内で「迷子になったらどうしよう。望月は疲れたしなー」等と
あまり乗り気でなかったMさんが、おやつを食べ目的地の丸子公園に近づいてくると
「あ、あと○ポイントで目的達成」と張り切りだしました。
到着したグループからお昼ご飯になりましたが、
お弁当の時間には地域のおいしいお店「ササザワベーカリー」と
「和洋菓子さわむら」で代表者が購入してきたパンとドドンコまんじゅうを
配ると「こんなウォークラリーならまたやりたい!!」と大満足のコメントを残してくれました。
お互いのパンを半分ずつちぎって交換している姿やお弁当を食べた後に
更にパンをほおばっている姿が微笑ましかったです。
食後は公園の遊具で遊んだり追いかけっこをしたりしてから帰りました。
地域の方との交流
ウォークラリーの中で代表のお子さん達で「ササザワベーカリー」さんと
「和洋菓子さわむら」さんでパンやおまんじゅうを購入させていただいたときに
お店の方から「今日は何かあるんですか?さっきもお子さんたちが来てくれてね」とか
「他のお子さんたちも窓の外からじーっと覗いてくれていましたね」等と声をかけてくださいました。
放課後等デイサービスのガイドラインの中に「地域交流の機会の提供」というものがあります。
「障害があるがゆえに子どもの社会生活や経験の範囲が制限されてしまわないように、
こどもの社会経験の場を広げていく。他の社会福祉事業や地域において
放課後等に行われている多様な学習・体験・交流活動等との連携、
ボンティアの受け入れ等により、積極的に地域との交流を図っていく。」
とあります。
今まで「こどもプラス祭り」を開催して地域の方をお招きしてみよう、
地域の同じデイサービスのお祭りに参加してみようと試みてきました。
コロナ前には御柱祭りの際に地域の方からご神木の里引きにお誘いいただいたこともありました。
しかし「こどもプラス祭りに学校の友達を招待したら?」
という投げかけに「俺 呼べるやつ おらん」「特に必要を感じません」と
なんとも寂しい気持ちも味わったことがあります。
特別な機会を設けずともこのように日常の中で地域の方たちと
自然にコミュニケーションできることが一番うれしいと感じました。
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