「ことば」の育ちについて発達段階をみとって支援しています

「作り話をするS君」にどういう対応をするのがいいのだろう?

長野県上小圏域の児童福祉サービスをご利用のお子さんに関わる方たち(学校・サービス提供事業者・福祉課・発達障害サポートマネージャー・保護者様)で定期的に「支援会議」(応援会議)が開かれています。

お子さんに関わるそれぞれの分野の専門家がチームになって足並みをそろえ同じ方向を向いて応援していくための会議です。

その中で学校の先生から「S君がこの頃私に沢山お話ししてくれるんですが、その内容を聞いた高学年のお兄さんたちがそんなことあるわけないだろう!?と不穏な空気が流れてしまうんです。それは違うよね、と諭した方が良いのでしょうか!?ご家庭や事業所さんではどんな様子でどのようにされていますか?」ということが話題に上りました。

大好きな電車や車に関わる話をストーリー仕立てで嬉しそうに語るS君

「僕さ 昨日 新幹線で 東京駅に行ったんだよねー。それでホテルに泊まって帰ってきたわけ。」

「真田のおじちゃんはフェラーリに乗っていておばあちゃんはヤリスに乗ってるんだ。お母さんは○○でお父さんは△△。」

それはそれは滑らかに言葉が出てきます。本当にうれしそうに話すものですから「ほうほう、それは凄いね」と大人は聞き入っているわけです。

ところが昨日は平日の学校のある日でどう考えても東京に行くわけがないのです。

大きなお兄さんたちも「???」(ちょっと話が変だな)という顔をして聞いているのです。

「もしかして春休みとか前に行ったってこと?」と場の空気を感じて大人は助け船を出しました。

「ううん、昨日行ったんだよ。」とS君も引き下がりません。

どうやら学校でもこどもプラスでも同じような事が起きていると言う事がわかりました。

学校ではS君が教室移動でいなくなった瞬間に「そんなことあるわけなないよね」とお兄さんたちが先生に詰め寄るそうです。

身近な家族について話してくれるY君

他にもY君が「僕のお父さんは転勤で引っ越しをしたんだ」と話してくれたことがあります。「えーっそうなの?家族が離れ離れになっちゃうから大変だね。寂しいね。」と返すと「でも農協の近くの家に引っ越したから大丈夫だよ」とつらつらと話すのです。

しかし農協とY君の家は1キロほどしか離れていません。

「これはどういう事だろう?」と職員一同で考えていました。

職員研修で本の読み合わせをしたらその中に答えが見つかりました

・こういった現象は年長から小学校低学年のお子さんに多く見られること。

・話せる言葉が増えてきて「言葉でいっぱい表現したい」気持ちが育ってきたときに起こること。

・言葉で表現したいが丁度身近に感動して伝えたいことが無い時に話を作って一生懸命に表現するという発達段階があるということです。

そんな時に「こんなことがあったらいいなあ」という夢を語ることがあるそうです。

S君とY君はまさにこのタイプなのだな、と感じました。

もう一つタイプがあるそうです。

それは「注意を惹きたくて、こっちを向いて欲しいなあと思った瞬間に出てしまう作り話」です。

嘘つきと決めつけず言語が発達して経験や感動を表現できる力の土台ができた状態と受け止める

そうすることで更に言葉で伝える力が育つのでしょう。

豊かな生活経験の中で沢山の感動があればもっともっと話したいことができるでしょうし「そうか、そうか。」と受け止めてくれる大人がいればもっともっと話したくなることでしょう。

 

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