ごっこ遊び

毎週月曜日は、「先生どろぼう やって~!」「ゾンビやって」と小学校1年生のA君とB君に誘われ、職員はどろぼうやゾンビになり、二人とごっこ遊びを始める事が多いです。
先日の月曜日も、「先生はどろぼうになって」と二人に言われ、さっそく私はどろぼうに変身し、おもちゃのお金を取り、隠れました。すると、二人は「どろぼうが逃げたぞー!」と言って私を探し始めました。A君は「これ、僕のわんちゃん、警察犬ね」と言って、犬のぬいぐるみを持つとB君も「いいなあA君、僕の仲間はワニにする」とワニのぬいぐるみを抱えました。
今度は、B君が、「どろぼうがいた!逮捕する!」と私を見つけると、A君が「B君、やるなぁ!」とどろぼうを見つけた事を誉めていました。
どろぼうは逮捕され、警察ごっこが一段落すると、今度は、二人とおうち作りに取り掛かりました。マットや長布団を壁にしたのですが、マットなので、すぐに倒れてしまいます。二人は、どうしたら、頑丈な壁が作れるか考え、ハンモックで使う砂袋を置いて壁を支えたり、マットを広げるのではなく畳んで、より頑丈するなど、工夫して、おうち作りをしていました。
人が育つ中での心理的成長にも段階があります。「ごっこ遊び」ができるようになるという事は当たり前のことのように思うかもしれませんが私達から見ると大切な成長の一段階を登ったな…と嬉しく思います。
ごっこ遊びを通して、お子さん達は他者の行動を見たり、話を聞くなかで他者との関わり方を学んだり「頑丈なおうちを作るためには、どうすればいいか」と考え工夫する事からも、イメージ力を働かせているのではないなかと思いました。
今後ともお子さん達と一緒に、ごっこ遊びも含め様々な遊びを楽しみながら、心身の発達を見守っていきたいです。今度は、何の役になるか、楽しみです。

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