はぁと言うゲーム

みなさん、「はあと言うゲーム」を知っていますか?

カードをひいて自分に割り当てられたお題を声や表情だけで演じるゲームです。
例えば、「はあ」という言葉について
A.なんで〜の「はぁ」
B.力をためる「はあ」
C.ぼうぜんの「はあ」
D.感心の「はあ」‥‥A〜Hまでそれぞれお題があります。
カードを引いて自分がA〜Hのどのお題カードなのか確認し周囲の人にみられないようにします。
順番に演技をしていきます。周りの人は今はどのお題の演技だったかを予想して投票します。
すでに別の人に投票していたお題を違う人が演じはじめて「はぁ?????!」ってなったり、まったくわけのわからない演技をする人がいて思わず笑ってしまうこともあるゲームです。
そのゲームをAさんとやっていますが、将来声優になりたいと言っているのでとても演技が上手なのでどのお題のものかがすぐわかります。声優になりたいだけあって、一瞬で声を変えて演技してくれるのです。
Aさんは、大勢の人がいる所が苦手であったり初めての会う人は特にどんな感じの人なのかがわからない為、緊張し疲労感が普通の人以上に出やすいお子さんです。
恥ずかしがり屋さんでもある為最初は、このゲームをやる人の様子を見てから参加するかと思いましたが、最初から興味があったのかすんなり輪に入り、しかも演技力抜群で披露してくれました。また、周囲の人の演技を見て声のトーンや言い方、表情を見て当てるのも上手なのです。観察力も抜群です。
このゲームに参加してからAさんは益々自信に満ちてきたようで、安心して会話を楽しんでいたり、周囲にたくさんのお友達がいても部屋の真ん中で絵を描いて過ごすことも増えてきました。
先日も、将来の夢を語ってくれたAさんですが、「たくさんの人にもそのうち慣れるでしょ!」と明るく前向きに捉えていました。将来なりたい職業に近づこうとしているAさんです。
このゲームは、同じ言葉であっても、いい方や表情から何を伝えようとしているのかを読み取る力も必要です。こどもプラスに通うお子さん達は、言葉の裏にどんなことが隠されているのか読み取ることが難しかったり、周囲が見えず相手の表情を見て話をすることも苦手なお子さんが多くいらっしゃいます。
このゲームをAさんだけでなく色々なお子さんとやってみたいと思っています。相手が何を言おうとしているのかどんな感情なのかそして、逆に相手に伝えるにはどのように言ったらよいかを一緒に考えていきたいと思います。

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