皆さんこんにちは!
児童発達支援と放課後等デイサービスのこどもプラス上田教室の古田です。
暑い暑い夏です!脳がとろけるようなボーっとした感覚でお困りではありませんか?
そんな時、皆さんはどんな方法で頭をシャキッとさせ、やらなくてはならない事をこなしていますか?
私は濃い目のコーヒーを飲んだり、冷たいものを食べたり、音楽を聴いたり、とりあえず体を動かして料理をしたり、掃除をしたりすると目が覚めてきます。
軽い運動やシャワーもいいですね。
暑い時期は誰でも脳がシャキッとしない事が多いものですが、
とりわけ発達障害の方たちは脳機能的に覚醒のコントロールが苦手な事が多々あります。
日によっても違いますし、同じ1日の中でも良くなったり悪くなったりが激しいです。
そのため「ちゃんと前は出来ていたのに今日は何で出来ないの?甘えているの?わがままなの?」と誤解される原因でもあります。
さて夏休み前、うだるような暑さの中、お子さんたちがぐったりした表情で学校から帰ってきていました。
そこで急遽、事業所の庭に大きなビニールプールを設置し、涼をとりました。
プールに入った後は格別の表情となりその後の活動がとてもスムーズでした。
また、こどもプラス上田教室では「ひんやりタオル」というものを用意しています。「凍らせたタオル」です。
これを顔や首にあてると少しの時間シャキッと目がさえてくるのです。
そして夏休み直前から、恒例の水の滑り台からプールへ飛び込むことができる仕掛け「ウォータースライダー」を作りました。
お子さん達に大好評です。
平衡感覚刺激を正しく脳が取り込めていないと、実は真直ぐ滑り降りるってとても難しいことなんです。
「身体を地面に垂直に保ちながら滑り降りる事がちょっと苦手だな」というお子さんは
プールだけでちゃぷちゃぷ遊んだり、
滑り台にお尻をついてゆっくり降りたり、
職員と一緒に滑ったりしています。
ウォータースライダーを好むお子さんは大概、大きな感覚刺激を欲しています。
ですのでスライダーの上のバーを握って身体を前後にゆすって助走をつけてすごいスピードで滑り降ります。
前向き長座滑り、仰向け直立滑り、前向きうつ伏せウルトラマン滑り、横向き滑り等お子さんたちは色々な方法で楽しんでいます。
「バシャーン!」と大きな水しぶきが見守りの職員を驚かせるとさらに盛り上がっていきます。
昨年まで恐々プールに入っていたA君も、日々のバルーン運動やブランコグルグルハンモックなどの固定遊具での感覚刺激運動の積み重ねで、
地面に垂直の姿勢が取れるようになり、片足立ちができるようになり、
サッカーボールが蹴れるようになり徐々に自信をつけていた所です。
いつの間にか速いスピードで滑り台を滑り降りて楽しんでいます。
「あれ?A君去年はこんなな風に早く滑っていなかったよね?」と職員の間で話題に上りました。
更に「もう浮き輪は卒業だな!」と自信満々に言っているのを聞きました。
触覚刺激としての楽しみ
触覚刺激に過敏さを持ち平衡感覚の過敏さも持つB君はスライダーを早く滑り降りることはあまり好みません。
ゆっくり職員と一緒に滑ります。
けれどスライダーの上のシャワーが大好きで浮き輪にまたがってしばらく頭からシャワーをかぶって楽しんでいます。
触覚刺激も激しいのが好きなお子さんは「バシャーン!」と職員に水を跳ね飛ばしたり、水鉄砲で水をかけあったり時にはバケツやじょろで掛け合ったり、プールの水だけでなく水道の水も使ったりしながら様々な水圧や水温を楽しんでいます。
脳がシャキーンとするって実は脳科学なんですね。
暑くて運動をするのが嫌だなという時もウォータースライダーでお子さんたちの歓声や笑顔と共に療育的な支援をしています。
他にもイベントの様子などもアップしています!
是非ご覧ください!
☆公式インスタグラムもやっています!
Instagramでは、長野県上田市こどもプラス3教室の情報を投稿しています!
こちらもぜひご覧ください(^_-)-☆
いいね!フォロー!もお待ちしています(*’ω’*)
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
(👆こちらをクリック)
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
コメント